家の暮らしやすさを左右する「断熱材]

ようやく暑い夏が終わりを迎えようとしていますね

今年の夏も暑かったですね


とくに家の2階はエアコンをつけていないと居られないほどの
暑さだったではないでしょうか。

熱が外から入ってくるのは大きく分けて3つあります。
1.窓
2.外壁
3.屋根


夏は太陽が高く上がりますので屋根に当たる太陽熱がとても多いです。
しっかり断熱をしていないと熱がどんどん屋根を通して家の中まで入って
きてしまいます。

屋根側の断熱は標準的ではないためどこの家も夏は暑くなりがちでしょう


屋根裏に直接吹き付ける【発砲ウレタン】こそとても良い断熱なのです

弊社では標準でこれを行っています!
詳しくはお問い合わせください。


今回は断熱に関して触れたいと思います。


先日、お客様と話していた時の会話です。

お客様「それにしても家づくりも昔とはずいぶん変わったよね~」

私「そうですねぇ。もともと大昔の家は、屋根と柱と壁と床があって、
雨風をしのぐために考えられたものなんでしょうね。」

お客様「それがどんどん暮らしやすい空間になるよう、工夫されて
きてるんですね!」

私「そうなんです。最近の家は、昔と比べると、暑い夏や寒い冬にも、
ずっと快適に過ごせるようになりましたよね。」

(以下略)


このようなお話は、今までリフォームをしたことのない築30~40年の
ご実家住まいであった方々からよく伺います。

室内温度の観点から快適に過ごせるようになった理由は様々ありますが、
中でも断熱材の使用や進化は大きな要因です。


そもそもお家の側面は、柱と壁でできていて、基本的に家の外から見える
壁(外壁)と屋内から見える壁(内壁)の間に柱があります。

断面図を見ると、柱が外壁と内壁でサンドされている感じですね。
その外壁と内壁の間にあるのが断熱材です。
細かく言えば、柱と柱の間に入れられる「内断熱」と、
柱の外側と外壁の間を断熱する「外断熱」があります。


では、どのようなものが断熱材として使われているのかというと、
断熱材の種類としては、素材によって繊維系断熱材と
発泡プラスチック系断熱材と発砲ウレタンの3つに分けられます。


素材ごとに細かく分けると、断熱材の種類としてはさらに多くなりますが、
ここでは<繊維系断熱材>と<発泡プラスチック系断熱材>に分けて、
それぞれの特徴をお伝えします。

<繊維系断熱材>
繊維系断熱材は、細かい繊維の間に空気を
閉じ込めることによって機能する断熱材のことです。

細かい繊維が複雑に絡み合っているのが
繊維系断熱材の特徴です。

繊維自体の太さや繊維の密度によって
熱伝導率は異なります。

細い繊維をギュッと密に詰めた断熱材ほど、
熱伝導率は高くなります。


なお、繊維系断熱材はガラスや岩などを
繊維状にした「グラスウール」や「ロックウール」
のような≪鉱物繊維系≫と呼ばれるものと、

新聞古紙を主原料とした「セルロースファイバー」
のような≪木質繊維系≫と呼ばれるものがあります。


主な特徴としては
≪鉱物繊維系≫
・価格が手頃で普及している
・高い断熱性能を得るためには厚みが必要
・天井裏に吹き込み断熱ができる
・耐燃焼性がある
・防音材としても使用される防音性と吸音性を有する
・充填施工に適しているが注意しないと隙間ができる
・防湿材の施工が必要


≪木質繊維系≫
・天然素材のため環境に優しいイメージが強い
・断熱性能に対して価格が割高である
・防音材としても使用される防音性と吸音性を有する

などといったことが挙げられます。

<発泡プラスチック系断熱材>
発泡プラスチック系断熱材は、プラスチック素材の中に
無数の細かい泡を閉じ込めている構造の断熱材です。

発泡プラスチック系断熱材の断熱性は、
プラスチック自体が熱を通しやすいかだけでなく、
閉じ込めている泡の大きさや数によっても変わってきます。


「硬質ウレタンフォーム」や
「ポリスチレンフォーム」などがあり、

主な特徴としては、
・厚さに対して断熱性能が高いものが多い
・独立気泡構造のため、防湿性が他の断熱材より高く、
結露防止効果が高い
・材質によって付加性能が調整できる
・硬質ウレタンフォームは、現場発泡(施工)することができる
・ポリスチレンフォームは、形状の自由度が高く、結露防止効果が高い
・形状が板状なので、外張り断熱や床断熱ができる
・価格が鉱物繊維系より高いものもある

などといったことが挙げられます。

弊社では屋根の断熱に関しては標準で最上位の発砲ウレタンを使用しております
夏でも快適に過ごせるよう提案しております。


家を建てるからには、少しでも快適に過ごせるように、
もちろん希望する断熱の度合いとコスト面も加味しながら
ご相談させていただいています。

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地鎮祭について

毎月相談・勉強会を開催していまして個別に悩みや家づくりの流れや
業界の裏話・知識を楽しくお話させていただいております。

巷でもセミナーをやっていたりしますが、金融に専門的な人や
不動産の専門の人など分野ごとに別れている傾向はあります。

しかし、全てを把握してお客様に有益な情報を提供している所
はいくつあるか?

すごく疑問に思うとこです!


何年か後に家を持ちたい方、これから検討しようと思われている方、
いろいろ回っているけど悩んでいる方さまざまですが最適なアドバイスを
お届けできますので是非一度お気軽にお越しください。

今回は【地鎮祭】について書いてみましたので参考にしてみてください


家づくりのセレモニーに関しては、
近年は工期との兼ね合いやお施主様のご希望もあり、
行うもの・行わないものがございますが、
当社で家づくりをされる方の中では、
地鎮祭に関しては多くの方がご希望されます。

この「地鎮祭」とは、お家を建てる際に、
神様に工事の無事や安全と建物や家の繁栄を祈る儀式のことです。
ちなみに「とこしづめのまつり」と読むこともあります。

お供え物をし、祝詞をあげ、お払いをして浄め、
施主が初めてその土地にクワやスキを入れます。

もともとはその土地の氏神様を祀っている神社が
地鎮祭をしていましたが、近年では最も近い場所にある神社に
依頼することが多いです。


≪地鎮祭の日取り≫
地鎮祭は、慣例的には地鎮祭の吉日とされる大安、先勝、友引の
いずれかの日の、午前中に行います。神社への予約、飾り付け等の
手配や準備は施工会社に依頼するのが一般的です。出席者は多くの
場合、施主、施工会社、工事関係者、神職です。


≪地鎮祭の主な流れ≫
地鎮祭では神様に捧げものをし、お祓いや祝詞をあげたあと、
施主、施工業者が初めて鍬や鋤を入れ、工事の無事を祈ります。
全部で80分~100分くらいで、以下のような流れで執り行います。

1. 修跋の儀 (しゅうばつのぎ、しゅばつのぎ)
まずは祭壇、土地、参列者をお浄めします。

2. 降神の儀 (こうしんのぎ)
神様をお迎えします。

3. 献饌 (けんせん)
神様にお供え物を差し上げます。

4. 祝詞奏上(のりとそうじょう)
神様に祈りの詞をささげます。

5. 切麻散米(きりぬささんまい)
神職が工事を行う土地を清めます。

6. 地鎮の儀 (じちんのぎ)
その土地で初めて草を刈る「刈初(かりぞめ)」、
初めて土をおこす「穿初(うがちぞめ)」、
初めて土をならず「土均(つちならし)」と行い、
最後に神職が鎮め物を納めます。

7. 玉串奉奠 (たまぐしほうてん)
※玉串:榊(さかき)などの常緑樹の小枝に、
紙のヌサ(幣)と言われるもの、
または木綿(ユウと言われるもの)をつけ、
神前に供えるもの玉串奉奠(たまぐしほうてん)とは
神前に玉串を捧げること、謹んで供えることを言います。

8. 撤饌 (てっせん)
お供え物をお下げします。

9. 昇神の儀 (しょうじんのぎ)
神様にお帰りいただきます。

10. 閉式の辞(へいしきのじ)
地鎮祭の終了を告げます。

11. 神酒拝戴 (しんしゅはいたい)
用意した湯のみまたは神コップを参列者に手渡し、
祭壇にあがっていたお神酒を注ぎます。
お神酒が、参列者に行き渡ったら、全員で戴きます。

12. その他
地鎮祭で神職が納めた「鎮め物」は、一旦、
施工業者に預かってもらい、
適当な時期に地中に納めてもらいます。

お供えしていた塩、酒、米、お神酒は
土地の四方の方角の土の上に撒きます。


≪地鎮祭の服装≫
神様をお迎えする儀式なので、ネクタイ着用が基本ですが、
個人宅の場合にはそこまでこだわりませんので、
事前に住宅会社と相談すると良いでしょう。


≪地鎮祭にかかる費用・お金・相場≫
地鎮祭に必要な費用としては、神職に支払う費用と、
施工業者に支払う費用、ご自身で用意するものの費用があります。

神職に支払う費用:
・初穂料、または玉串料など・・・謝礼の表書きを「御初穂料」
「御神饌料」「御玉串料」と書くことから、
地鎮祭の謝礼の事を初穂料と言います。(2~5万円くらいが目安)

・お車代・・・神職が自分の車などで来られる場合、白封筒に「お車代」
として、5千円~1万円くらいを包んだものをお渡しします。


施工業者に支払う費用:
・祭壇その他準備費用・・・祭壇その他の準備は施工業者に
一任することが多く、1万円~5万円くらいが目安です。
テントなどを設営してもらうと更に金額が上がりますが、
一式を神社で借りる方が安あがりな場合もあります。

ご自身で用意するものの費用
・お供え物関係の費用・・・米や塩などのお供え物やお神酒、
湯呑みまたは紙コップなどを用意するのにかかる実費です。

・ご祝儀・・・棟梁、大工、職人、現場監督、作業員などに
ご祝儀を渡します。※必須ではありません


以上、地鎮祭に関して、昔からの慣習を含め詳しく
書かせていただきました。このように書くと手間もお金も
随分かかるように感じますよね。

たしかに昔は上でお伝えしたように80~100分の時間と
10~20万円程度のお金をかけ、親戚中を呼んで行うようなものでした。

しかし最近では35,000円前後の費用と30~40分程度の時間で、
以前よりもずっと気軽に行えるようになっているケースがほとんどです。面倒な段取りも、多くの場合住宅会社が行ってくれます。

当社では、家づくりを生涯で最も大きなイベントの1つだと
考えていますので、できるだけ多くの方がお気軽に
セレモニーを行っていただけるよう、
ご相談させていただいております。

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