将来、プランニングが変化していく!?

家にテレビが無かったとしたら????

テーブルの位置、ソファの位置は確実に変わるでしょう。

家の間取りを考える上で家具の配置等を考え

部屋の大きさを考えていくかと思います。

特にリビングはテレビの置く位置によってテーブル、

ソファの位置が決まっていきますね。

しかし今後・・・

特に今の20代と30代で傾向が変わってきているというデータがあります。

総務省が発表した「令和元年版 情報通信白書」

一次取得層の新聞離れ・テレビ離れ、実際のデータを見ると...


一次取得層のボリュームゾーンである

30代の、平日1日あたりの平均利用時間を、

ここ5年間の推移で見てみましょう。


----------------------------------------

ネット利用 :110.7分(87.6分)

新聞閲読 : 3.0分(4.1分)

テレビ(リアルタイム)視聴:124.4分(151.6分)

テレビ(録画) : 17.4分(15.6分)

※2018年度の結果/()内は2014年度

----------------------------------------


ネットの利用時間は、ここ5年間だけで見ても約26%増加。

新聞は平均閲読時間が3分程度にとどまっており、

利用率も30代では13.0%と低迷しています。

また、リアルタイムでのテレビ視聴時間も、

この5年間で約18%減少。利用率も30代では74.1%にとどまっており、

平日にテレビを見ていない30代が、実に4人に1人にのぼっています。


10代・20代では、すでにネット利用時間が

テレビ利用時間を上回っています!

近い将来、30代でも同じ現象が起きることは間違いないでしょう。


私たちには当たり前にテーブルの前にあるテレビ。

これらのデータが示すように今後もしかしたらテレビを必要としない

時代が来るのでは。。


家の家具の配置が変化していくことを念頭にしっかりお客様の要望を

ヒアリングしていきフレキシブルな間取りに対応できるように

プランニングしていく必要が重要です。

「ZEH」って何??

ZEH(ゼッチ)-"Zero Energy House"-
(ネット)・ゼロ・エネルギー・ハウスについて、

先日、メーカー主催のZEHの勉強会に行ってきました。

地球環境に配慮した取り組みとして国の政策として行っていまが

国の政策目標は2020年に新築住宅の半数をZEH住宅にするという

数字があります。

しかし、目標数字とは程遠く、なかなか普及していないのが現状です

一般的に住宅関係者しか知る機会が少ないのです

細かい数値設定があり、高性能の設備機器の導入が前提となりますので

補助金はありますが、それでも初期の設備に資金が必要とされるのが

なかなか進まない現状と思われます。

その上太陽光や、給湯器、エアコンに関してこだわりがある方は少ない

かと思いますので進める設計側の人間は考えてしまうのが今の現状では

ないでしょうか。

今後の傾向はIoTの時代になっていきますので少しづつ普及していく

のではないでしょうか。

少し内容を載せたいと思いますので参考にしてみてください↓↓


「家の性能と省エネ家電で節約し、
太陽光など活用することで光熱費0を目指そう」とするためには


1.家の断熱性能を上げることで、そもそも夏は涼しく冬は暖かい住宅
2.省エネ性能の高い空調や照明・給湯設備などを使う
3.太陽光などで自宅のためのエネルギーを創る


以上の3つの取り組みが必要だということをお伝えしました。


その中で、
1.家の断熱性能を上げることで、そもそも夏は涼しく
冬は暖かい住宅に関しては、家の断熱材やサッシを工夫し、
省エネをはかることが、ZEHに向けて「家の断熱性能を上げる」ことが
大切だとお伝えしました。


しかし、いくら断熱性能を上げて夏に涼しく冬に温かい家を
作ったとしても、真夏日や真冬日にはエアコンを使用しますし、
照明や給湯設備でも電気(エネルギー)を使います。


そこで、
2.省エネ性能の高い空調設備・換気システムや、
給湯設備、照明などが必要となってきます。


例を挙げると、

・省エネ性能の高いエアコンを選ぶ
家の中で電気代の多くかかるものがエアコンです。
ZEHとするためには、予め定められた省エネ性能基準を
満たしている必要があります。


・ZEHにオススメの換気システム
家の気密性が高まると、冷暖房の効率は上がりますが、
その分汚れた空気が室内に滞ってしまいます。
そのため、24時間換気システムはZEHには必ず必要なものです。


24時間換気システムとは、住宅の給気と排気を24時間機械制御で
行うことです。室内の空気を常に綺麗に保つことを目的としており、
今では新築住宅建設の際にはこのシステムの設置が義務化されています。

換気システムは、給気または排気、もしくはその両方を
機械で行うかどうかで大きく3種に分けられます。
ZEHにおいては、給気・排気どちらも
機械が自動で行う熱交換換気システムが、少ない換気量で家全体の
空気が綺麗になるため、室温への影響が抑えられもっともおすすめです。

・高効率給湯器を使う
高効率給湯器は、ZEHには欠かせません。エコキュートやエコジョーズ
といった高効率給湯器は、少ないエネルギーで生活に必要な電気を
生み出し、さらに効率良くお湯を沸かすことができます。
省エネの仕組みや機種によって効果に違いはありますが、従来のガス
給湯器と比較すると平均で15%程度の省エネ効果が得られるようです。
それによって生活にかかわる費用を安くすることはもちろん、環境への
負担を下げられます。

・照明を白熱灯からLEDまたは電球型蛍光灯に
LEDは、従来の白熱灯(シリカ電球)に比べると購入単価が高いですが、
寿命は白熱灯の約40倍と長寿命です。

長期的に考えれば購入代金に差は小さくなりますし、
頻繁に交換する手間が省ける、消費電力が少なくて済むなどの
メリットがあります。

また、電球型蛍光灯に交換するだけでも、
消費する電力量は4分の1になります。
白熱電球の10倍程度の高価格ではありますが、
寿命では約5倍と長くなります。

他にも高い省エネ効果が期待できるのが、多灯分散照明です。
ダウンライトやスタンドなど、低いワット数の照明を室内に
いくつか分散させ細かく配置することで、
生活シーンにあわせて照明を変えることができるので、
その時に最適な照明の量に調整することができ、
ムダを防ぐことができます。


このように、家の断熱性能を上げるのと併せ、
家の設備・装備を省エネのものに変えていくことが重要です。

今更聞けない[ZEH]住宅

今、家づくりをするときによく耳にする
「ZEH」という言葉、「よく耳にはするけれど、
一体『ZEH』ってなんだろう?」と思われる方は多いそうです。


当社にご相談される方からも、
「今さら聞けない気がする・・・」という声を
多く頂戴します。

ZEHとは「ゼッチ」と読み、
"Zero Energy House"
(ネット)・ゼロ・エネルギー・ハウスの略なのです。

経産省のHPでは
「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、

高効率な設備システムの導入により、
室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを
実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、
年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」

となっていますが、ザックリ言うと、
「家の性能と省エネ家電で節約し、太陽光など
活用することで光熱費0を目指そう」という家です
(若干語弊があるかもしれませんが、
分かりやすく言うとこんな感じです)。


そしてそのためには

1.家の断熱性能を上げることで、
そもそも夏は涼しく冬は暖かい住宅


2.省エネ性能の高い空調や照明・給湯設備などを使う


3.太陽光などで自宅のためのエネルギーを創る

以上の3つの取り組みが必要です。

ちなみに"ネット"・ゼロ・エネルギーというのは、
"使う"エネルギーをゼロにするのではなく、
"創る"エネルギーと併せて"収支を"ゼロにする
という意味です。


では、上に挙げた3つの取り組みのためには、
家を作る際に何をすればよいのかというと・・・


1.断熱性能を上げるために
家の断熱性能を上げるためには、
高気密、高断熱にしてくれる素材を使用します。

家によって違いはありますが、
お家を建てる際には壁の中などに断熱材と呼ばれる、
家の外の寒さや暑さから家の中を守る素材を使います。


この素材を使うことで、家の外が寒くても中は暖かい、
逆に外が暑くても中は涼しい、ということを実現できるのです。

"ZEHの家づくりを行う際には、
高気密、高断熱な断熱材を選ぶことで、

二酸化炭素の排出量を抑えることができるほか、
国土交通省からは、ZEH向けの断熱材を使用することで、
年間で8万円以上もの冷暖房費を削減できる
ということも発表されています。


高性能な断熱材を利用すれば、冷暖房をあまりつけなくても
1年を通して快適な暮らしが可能になりますし、
室内での温度差も少なくなるため廊下や
お風呂で寒い思いをするということもなくなります。

激しい温度差を抑えることができれば、
ヒートショックの予防にも役立ちます。


また、結露もしにくくなるので、カビやダニの発生を抑え、
家を長持ちさせることができます。

ただ、いくら高性能の断熱材を使っていても
隙間だらけの家では家の中から熱が逃げてしまいますし、
逆に外の熱も入ってきてしまいます。

家の場合、熱が逃げる隙間は開口部である窓や
ドア部分になりますので、窓やドアの断熱強化も重要です。


なお、壁の断熱材の厚みを増やすことだけで
断熱性能を高めると、壁と窓の断熱性能の差が大きくなり、
室内温熱環境の温度差ができ、窓辺から
不快な冷気が流れてくることがあります。


壁より断熱性能が低い窓の断熱性能を高めることで、
断熱性能のバランスが良くなり、快適性が高まります。


このように、家の断熱材やサッシを工夫し、省エネをはかることが、
ZEHに向けて「家の断熱性能を上げる」ことになります。


ここからは個人的な見解ですが..

10年前は太陽光発電での売電価格が48円/kw

そこから少しずつ下がり2018年は26円/kw

その分ですが初期設置費用が下がってますのでトータル的にはそれほど

以前と変わらないのではないでしょうか。

10年間の収支で設置費用の元が取れるくらいです。


しかし、10年経つと設備のパワーコンディショナーなど交換が必要になってきます。

機器を設置している以上、メンテナンスや交換が発生してきますのでその際、持ち出し費用

がでてきますので先のことを考えて(リフォーム等のこともふまえて)

計画していきたいですね!


高性能の給湯器や設備機器を初期に導入するということは。。。

基本的には交換の際にも同等の機器になりますので費用が発生してきます。


ライフサイクルのコストをトータルで考えて設計していくことも非常に大切ですので

より良い生活をしていくためにしっかりと計画していきましょう